当社株式会社CLASSIX MEDIAでは、クラシック・ディズニーファンにむけたアート作品集の第二弾として、1940 年代に活躍した5人のコンセプトアーティストの人生と、その素晴らしき作品たちを収録した「ディズニー ミュージカルアート作品集 1940年代 パート1」を11月17日に発売します。
ウォルト・ディズニーにとって、1940年代は実験的なミュージカル作品の時代でした。スタジオ設立から10年間成功が続いたあと、ディズニーはより複雑なミュージカル作品の試行錯誤を重ねます。革新的な「ファンタジア」をはじめ、音楽が主役とも言える1940年代の作品は、ウォルトの大胆なアイデアを表現する絶好の手段になりました。
この実験的な期間に、ディズニーの創造的ヴィジョンを実現できるかどうかは、コンセプト・アーティストにかかっていました。そのうちの5人のアーティストが本書の主役です。ウォルト・スコット、カイ・ニールセン、シルヴィア・ホランド、レッタ・スコット、そしてデヴィッド・ホールです。彼らの画期的な作風は、「ダンボ」、「バンビ」、「ふしぎの国のアリス」、そして「ピーター・パン」といった古典的名作に影響を与えました。
著者のディディエ・ゲズは、この5人のアーティストによる数多くの魅力的な作品を、絵コンテの時点で不採用になった初期のスケッチから代表作の洗練されたコンセプト画に至るまで再発見し、本書に収録しました。
スタジオや個人コレクターが大切に保管していたこれらの作品は、過去に一般公開されたことはありません。この見事なコレクションは、読む人を当時に引き戻すようなゲズの文章や、アーティストの自伝や私信からの抜粋と相まって、現在もっとも愛されている映画に命を吹き込んだ創造性豊かな空想家たちのめったに見られない姿を見せてくれるハズです。
【ディズニーミュージカルアート作品集 1940年代 パート1】